「ゴーストに嘘をついてください」
イベント第一弾は「ゴーストに嘘をついてください」です。4月1日ですからね。嘘を送ってくださった方々どうもありがとうございました。
コウコ
『コウコちゃんに余命3ヶ月って嘘つきたいです! 』
「え……嘘、嘘、ですよね? ユーザさんのいつもの意地悪ですよね……ね、……ほんとう、なんですかユーザさん。いつから分かってたんですか? わ、私……わた、ユーザさん……。
…………病状は。……病院は、どこですか? 体調は!? 貴方に死なれては困ります。なっ、何が余命三ヶ月ですかっ、医者の言う事じゃないですか。私、毎日だって貴方のところに通いますよ。死なせはしない。ねえ……ユーザさん、ねえ……。私、貴方がいないとこれからどうしていけば……ユーザさん、ユーザさん……っ!」
嘘をばらしました
「……………………ユーザァァァ!」
コウコの足払いで貴方はバランスを崩し転びます。コウコは見事にマウントを取って馬乗りになり貴方をボコボコと本気で殴り始めました。
「この…ッ!……クソッ! 馬鹿! 馬鹿!馬鹿! 死をネタにするなんて最悪です!しね!死ねッ!本当に私が殺してやる…っく!」
そう言うコウコの目からは涙がボロボロ溢れてユーザの顔を濡らします。
「アンタが死んだらあたしはどうなるんですか!嘘つき!嘘つき!そ、そんなに死にたいなら私が殺してあげる…!」
コウコがユーザの首を絞めます。でも、号泣しているコウコには力が入りません。貴方はそっとコウコの涙を拭いました。
「…………気持ち悪い」
コウコが呟きました。
千夏
『千夏ちゃん、新種のパンダを捕まえたから見せてあげるね! ちっちゃくて可愛くてピンク色でしかも喋るパンダだよ!! このパンダは自分のことをパンダ じゃないだなんて言ってたけどありえないよね!!! どう見てもこの子はパンダだよね!!!??』
「えっ!?ぱ、パンダに!?あのパンダに新種が現れたというのか!?しかも捕まえたのか!?ユーザすごすぎるぞ!!新種発見なのだ!
で、ち、千夏が見てもいいのか? いいんだな!? ドキドキするな…ちっちゃくて可愛くてピンク色とか想像しただけで叫んでグラウンド20周できそうだぞ。そーっと、そーっと。」
「……………………ぱ?
ユーザこれおかしいユーザ千夏こんなの見た事ないなにこれ、えっ、かたつむり? うさぎ? なにこれ!?
…………あのー、あなたはパンダですか?」
「は、はい。パンダです(あらかじめそう答える約束済み)」
「………………………………。そっかあ〜〜〜〜〜! 本人が言うなら間違いないな!これはパンダだ!新種のパンダだ!わーい!千夏第二発見者!お姉ちゃんにもみんなにも自慢するぞー!
しかし世界は広いなあ。こんなパンダがいるなんてなあ。千夏の見聞が足りなかったのだ!ああ、パンダはかわいいなあ!!」
苺々
『苺々ちゃんへ 。あったかくなってきたねー。 あ、冬眠から目がさめる頃じゃない? 熊とか、カエルとか… カエルは庭で見たんだけどさ』
「わ、私は家クマですから冬眠とかはしないんですよ。でも桃歌のお菓子を手に塗ってお腹が減ったら舐めながら春を待つ生活も素敵ですよね!
…え?カエル? 庭ってこの庭!?
ひきゃあああああ!!!取って!取って!誰か取って!庭から取って!」
混乱しています