拍手レスと例のアレ
2010年11月21日 / ukagaka, マイマイトーカ
>更新ゆっくり待ってます、へこまないでください。
ありがとうございます。お言葉沁み入ります。月子の事もありがとうございます。月子の分も私からお礼を。
続きはリクエストいただいたマイマイトーカでポッキーゲーム。
「苺々ちゃんあともうちょっとだからご飯食べてしまって? 洗い物できないよぉ」
「ん…。んー」
「食欲ない? …なにかあった?」
「ううん、別に。ちょっとね、仕事の事考えてただけ」
「んもう。家でくらいはゆっくりしなよ。なにかたいへんな事があったのかな?」
「ないけど…ちょっと疲れたなって」
「そかぁ。……あ、そうだ。今日ポッキー買ってきたよ。今日はポッキーの日だってさ」
「馬鹿らしい…」
「んしょっと。ほら、これ。甘いもの食べたら元気出るかも」
「…………桃歌。ポッキーゲームって知ってる?」
「なーにそれ?」
「あーんして」
「ん。あーん。………………!?」
苺々の手が桃歌の頭を包んでその髪を梳く。そして、いつもみたいに、キスするみたいにその目を伏せて、桃歌のくわえたポッキーの反対側に口づける。愛おしそうにするその動作に桃歌が顔を赤くしていると、ポッキー越しにこりこりという静かな振動が桃歌の口まで伝わってくる。
「ん…ふ…」
洩らした吐息はどちらのものかなんのためか。次第に二人を繋ぐ甘いお菓子の橋は短くなっていき、やがて消えてしまった。残るのはチョコのほの苦い甘みだけ。苺々がそっと桃歌から身を離す。
「もう……苺々ちゃんのえっち」
桃歌が小さな声で呟いた。
「もう一本食べたらきっと私、元気になる」
「…うん。いいよ。元気になるまで、こうしていよう」
書きやす過ぎてビビった…
さすが熟年カポーですね!
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